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文系SEはやばい?!
文系のエンジニアなんて
要らねえんだよ!
いやいや、ちょっと待ってください!
未経験で、文系で、システムエンジニアを志すあなた、こんな心無い言葉に負けないでください!!
たしかに、ネット上にはこんな言葉にあふれてますよね…私自身も就職先を決めるときのリサーチで散々調べたのでよくわかります。
でも、それでも思い切ってシステムエンジニアになる道を選んだからこそ、今まさに充実した生活を送れています。
コツさえつかめば、理系のシステムエンジニアと対等に戦える、いや理系のエンジニアよりも上に行ける可能性があるのが、令和という時代です。
その理由は主に以下の2つです。
1. AIの発達
2. 人手不足
ピンとこない方もいるかと思いますので、IT業界を取り巻く環境も含めてお話しします。
AIは敵か味方か…
近年、AIの発達は目を見張るものがありますよね。
ChatGPT、Copilot、Geminiなどなど、多種多様な生成AIが登場してきています。
あなたも大学のレポートを書くときなどでお世話になったこともあるのではないでしょうか?
そんなAIは当然IT企業でも活躍しています。
人によってはこんな心配をすることもあるでしょう。私もそんな不安はぬぐえませんでした。
ただ、実際に働き始めてみると、「ああ、そんなことはないな」って感じています。
この話はまた今度深堀りしましょう。
話を戻すと、AIの発達で、システムの作成工程のうちプログラミングの部分はかなり楽をできるようになりました。
完璧というわけではないですが、ほぼほぼ正解を出してくれますし、処理に悩んでいる部分を気軽に相談することもできます。
私自身も、職場に専用のChatGPTが1年前に導入され、大きく助けられています。
というわけで、理系と文系の「能力差」というものはかなり縮まっているんです!
文系だからとSEでの成功をあきらめる必要は全くありません。
※補足
そうはいってもプログラムの勉強をしたり、プログラミングを上達させたりしておくことは重要です。
上達法については、こちらの記事で記載していますので、ぜひご覧になってください。
人手不足はチャンス!
IT業界全体としての傾向ですが、やはり人手不足は深刻です。
前の章で紹介したAIの台頭がありつつもなお、猫の手も借りたいという状態です。昔から変わらないと言えばそうなんですが、今はもっと深刻化しています…
例えるなら、調査兵団みたいな感じでしょうか。あそこまで命にかかわる事態ではないですが…笑
例えは置いといて、全体として人材を欲しているのは間違いないですから、文系や未経験でもエンジニアとしての門戸が開かれています。
人材育成の充実が文系SEを後押し!
昨今の人材育成を充実させる流れは未経験者、つまり文系出身のシステムエンジニアにこそ有利です!
IT企業は、文系エンジニアに門戸を開いてそのまんま放置ということはありません。
企業側も文系出身のシステムエンジニアを採用しているということは当然自覚しています。
しかも人手不足の中でせっかく自社に入ってくれた「人財」です。
1からわかりやすく教えて育てようという気持ちを持つのは当たり前ですよね。ただ、大手企業ではあくまで企業側の立場が強いので、「自分で勉強してね」の姿勢はまだまだ強いままかなとは思いますが…
また、転職で人員を補充するというのは、他の業界に比べてIT業界では多いかもしれません。
それでも、転職者の採用には当然リスクとコストがかかりますし、新卒で取った人材がそのまま成長して自社の発展に貢献してくれる方が企業としては嬉しいものです。
文系エンジニアが生き残る!
では、本題の文系システムエンジニアが生き残る方法について話したいと思います。
まず、抑えるべきコツは以下です。
システムは結局人が作る!
上司やリーダーに認められよう!
結局、システムであっても人が作り上げるものです。
だからこそ、他人との付き合い、特に自分より立場が上の人との付き合いは大切にしておくべきなのです。
その上で、実践していくことは以下の2つです!
1. 言い訳しない
2. コミュ力を高める
言い訳言って「良い訳」ない!
すいません、ただのダジャレです…笑
でも、これは本質に近いものです。
文系のシステムエンジニアの「あるある」は
俺文系だからさ~
的なことを平然と言ってしまうことです。
いや、気持ちはわかります。私も幾度となくそう思ってきました。
それでも、この「文系だから」という言葉はぐっと飲みこみましょう…!
そもそも論として、言い訳があまりよくないというのはそうですが、それ以上に「この人は過去を理由にあきらめてしまう人なんだ」という印象をリーダーや上司に与えることになります。
リーダーはともかく、上司(課長や係長など)はあなたとは世代が離れており、理系出身のゴリゴリのシステムエンジニアということが多いです。
そんな人たちに「文系だから」なんて言い訳は絶対にNGですよね。
上司からのマイナス評価は遅かれ早かれ悲惨な末路を招きがちです。こういう愚痴は同期や大学の仲間に対して言って発散しておきましょう!
なんだかんだコミュ力!?
そんなわけではありません!
IT企業で要求されるコミュ力とは、情報共有力です!
読んで字のごとく、情報を正しく相手に伝える能力、これこそが大事なのです。
もちろん、適切に仕事以外の会話を楽しむことが必要ないというわけではありません。でも、やっぱり大事なのは仕事中にどのように信頼を得るかです。
その方法については、以下の記事でも詳しく書いていますので、ぜひご覧になってください。
キーワードは
「ホウレンソウ」
です!
まとめ
この記事では、文系エンジニアの末路が悲惨ではないということを解説してきました。
ネット上の意見では悲観的な意見も多いですが、少しでもあなたがシステムエンジニアやIT企業への就活に前向きになってくれたら嬉しいです!
これからも、文系のあなたへの記事を多く配信していきますので、ぜひご期待ください!
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!